SR400 と CB400SS
この記事は旧ブログ[amanojackson]の加筆・修正記事です。
僕はバイク免許取得後、最初の1台はこれらモデルで悩んだ。
ホンダ・ヤマハの両社が作る単気筒400ccのバイクだ。
多分同じ悩みに当たる人が何人か居るだろう。
◼️始動方式
初見として大きな違いはエンジンの始動方法でここが悩みどころとして一番大きいだろう。
SR400:キックのみ
CB400SS:セル始動(一部キックのみの設定あり)
特にSRはキックオンリーでデコンプありと非常に面倒。CBは色んな意味で楽。
しかしSRは2010-17年代のFIモデルは例外で始動自体が面倒だがしばらく期間を置いても1〜2発で始動が可能なため、たまにバイクに乗る人には絶対こちらがオススメ!
◼️車体について
まずこの2台必ず跨ってほしい。
同じようなデザインだがCBの方が1周りデカい!
SRに比べ、ハンドルが大きくスクランブラーな感じでさらにペダルがスネに当たる。
そのせいで足が下に出せず足付き性は良くない。
SR400 :790mm
CB400SS:780mm
上記のデータを踏まえると足付き性に対しシート高と感覚が合っておらず、だからこそ実際に跨って確認する必要がある。
特に160cm以下の小柄な方はSR400 をオススメしたい。
足付き性に改善についてはSRの方がパーツが充実しており、後からダウンシートやダウンサスを入れる際には選ぶに困ることはない。
◼️エンジン
まずアイドリング音はは圧倒的にSR400の方が官能的だ。
メカが軋む音、ノーマルマフラーでも十分クラシカルなサウンドがする。
ただ振動は激しくタンデムの際は相手の評判は良くない。
対してCB400SSはホンダらしいモーターのようなカム音が響き、マフラーからは原付カブの音がする。振動は少ないがノーマルの音はしょぼい。
しかしエンジンを回してみると5000回転以降からトルクの山があり加速はこちらの方が気持ちいい。
◼️走り
乗って始めて気づくのだがこの2台の始動方法よりも走りの性格が違う。
SR400はハンドリングがクイックで多少ラインを間違えても再度倒し込みがしやすい。
CB400SSはフロント19インチの影響かコーナリング中の立ちは強いがその分直進安定性がある。
またサスペンションのストロークがある事やエンジンも相まって長距離はこちらの方が疲れない。
◼️まとめ
この2台、ハンドリングのヤマハ、エンジンのホンダと各メーカーの特徴がよく出ている。
そして結局僕は両方乗ってしまった。
だからこそ悩んでる人に説得できるという謎の自信が僕にはある。
もし跨ってこの2台でも大きい場合は1度考え直して欲しい。
一回り小さいエストレヤやST250などをを試したうえでより良いモノを選んだ方がバイクを長く乗る上で大切だと思う。